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2024/02/13

ドライアイに対する光治療、IPL導入しました

ドライアイやマイボーム腺機能不全の治療で用いる医療機器です。

涙液は水とその蒸散を防ぐ油層とからできており、ドライアイの86%がこの油層が足りないことが原因であることがわかっています。この油層を形成する油を分泌するのがまぶたの縁にあるマイボーム腺です。このマイボーム腺が炎症や汚れのため詰まってしまい、うまく働かなくなる状態をマイボーム腺機能不全といい、涙液のバランスが崩れるため、ドライアイ症状を引き起こします。

ドライアイに対する治療は、点眼や温罨法、涙点を塞ぐ涙点プラグなどが行われて来ましたが、治ることがなく症状に対して、対症療法を継続する必要がありました。

IPL(Intense Pulsed Light)治療は、特殊な光をあてることでマイボーム腺の詰まりを解消し、炎症を改善、涙の油層を正常化しドライアイを改善することができます。IPL治療は2023年のマイボーム腺機能不全治療ガイドラインでも推奨するとされ、国内外で認められた治療です。

この最先端の治療を北九州ではじめて導入しました。

ドライアイの症状や点眼治療の負担を軽くできる可能性がある治療です。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

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